ガールグループＮｅｗＪｅａｎｓをめぐるＨＹＢＥ（ハイブ）の「いじめ」論争が両側間の真実攻防に広がる模様だ。

７日、歌謡界によると、ＮｅｗＪｅａｎｓメンバーの母親たちはあるメディアとのインタビューで「ハニが他のグループ（ＩＬＬＩＴの）メンバーと挨拶する映像だけを残し、『無視して』と言った防犯カメラの映像は削除された」と主張した。

これは先月１１日、ハニがＮｅｗＪｅａｎｓのユーチューブライブで「メーキャップを受けるところで（ハイブ所属の）他のアイドルメンバーとマネージャーに会ったことがあるが、マネージャーが私が聞こえるほど『無視して』と話した」と言ったことを後押しする趣旨だ。


しかし、ＩＬＬＩＴの所属事務所ＢＥＬＩＦＴ　ＬＡＢ（ビリーフラボ）はこの日午後、公式立場を出し「ＩＬＬＩＴの儀典担当構成員（マネージャー）はＮｅｗＪｅａｎｓのメンバーに対して『無視して』という言ったことはない」として「ＩＬＬＩＴのメンバーもＮｅｗＪｅａｎｓのメンバーに挨拶をせずに通り過ぎたことはない」と反論した。

ＢＥＬＩＦＴ　ＬＡＢの説明によると、ＮｅｗＪｅａｎｓのメンバーの両親たちが６月１３日に問題を提起し、防犯カメラ、儀典担当の構成員、アーティストに対する調査が行われた。

その結果、ＮｅｗＪｅａｎｓとＩＬＬＩＴは５月２７日、ハイブ社屋内の同じ空間で約５分程度滞在したのが唯一の遭遇だったという説明だ。当時、エレベーターから降りたＩＬＬＩＴのメンバーたちが、その前にいたハニに９０度でお辞儀をして入る場面が防犯カメラに映っていたと伝えた。

ＢＥＬＩＦＴ　ＬＡＢは「この映像を８月１４日ミン・ヒジン前代表側とともに確認すると、ミン代表側は『お辞儀をしなかったのはこの場面以降』として他の映像があるだろうという主張を新たに提起した」として「しかし、この時点は映像保存期間３０日が過ぎた後なので追加確保が不可能だというのがセキュリティ会社の説明だった。ミン前代表側はハイブが意図的に映像を消したと主張している」と釈明した。

また、儀典担当構成員はアーティストに普段から敬語と敬称を使って「無視して」と言うこと自体が客観的な事実に合致せず、防犯カメラには音声が録音されないのでＮｅｗＪｅａｎｓ側の主張が成り立たないと対抗した。

これに先立って、ハニは先月１１日、ライブ放送で「先日、メーキャップを受けるところで他のアイドルメンバーとマネージャーさんに会ったことがあるが、マネージャーさんが私の前で全部聞こえるほど『（ハニを）無視して』と話すのを聞いた」として「他のメンバーもそのようなことに遭うのではないかと怖くなるしかない」と打ち明けた。

その後、ハニに対する「無視して」発言の有無が「ＮｅｗＪｅａｎｓいじめ疑惑」にまで広がり、ハニは１５日、国会環境労働委員会（環境労働委）の国政監査にアイドルいじめと職場いじめに関連した参考人として採択された。