中国が韓国の「石焼きビビンバ」と「カレトック」の調理法などを無形文化遺産に登録したことに関連し、駐中韓国大使館が現地政府に注意を要請した。
鄭在浩(チョン・ジェホ)駐中韓国大使は7日、北京の中国大使館で韓国メディアの特派員団に「2021年、中国吉林省政府が石焼きビビンバとカレトックの調理法などを省級無形文化遺産リストに含めたことについて、大使館レベルでも中国側に細心の注意と協力を持続的に要請している」と明らかにした。
鄭大使は「歴史歪曲に関連しては、駐中大使館レベルで先制的なモニタリングシステムを構築し、歴史歪曲の可能性と波及効果が大きい博物館および教科書分野を中心に体系的な点検・対応を行っている」と話した。
この問題は中国吉林省政府が2021年12月「朝鮮族の石焼きビビンバ製作技芸」と「朝鮮族伝統米餅製作技芸」などが含まれた第5回省級無形文化遺産リストを新規承認した事実が先月韓国日報の報道で知らされた。中国の「東北3省」の一つである吉林省には、延辺朝鮮族自治州を中心に朝鮮族が密集している。
文化体育観光部・韓国文化院連合会が発行した「韓食文化辞典」によると、「石焼きビビンバ」は光復(独立)後の1960年代、全州(チョンジュ)地域のある食堂で登場した。その後、石焼きビビンバが全国に広がり、現在は世界的に知られている韓国料理の代表メニューとして定着した。
論争を受け、誠信(ソンシン)女子大学の徐坰徳(ソ・ギョンドク)教授は先月、「直ちに百度の百科事典に石焼きビビンバを検索してみたところ、『朝鮮族特有のご飯料理』という説明が加えられた」とし、「百度百科事典の最初の文章に『石焼きビビンバは韓半島(朝鮮半島)はもちろん、中国東北地方の黒竜江、吉林、遼寧など朝鮮族特有のご飯料理だ』と説明している」と話した。また「2年前に検索した時は『朝鮮族』という言葉が含まれなかったが、『朝鮮族』が挿入されたのは吉林省の無形文化遺産リストに含まれたことと無関係ではないようだ」と指摘した。
中国ポータルサイトの百度は、安重根(アン・ジュングン)義士、尹東柱(ユン・ドンジュ)詩人など独立運動家を「朝鮮族」と表記した。
石焼きビビンバ・カレトックが中国の文化遺産?…駐中韓国大使「注意を要請」(2)
鄭在浩(チョン・ジェホ)駐中韓国大使は7日、北京の中国大使館で韓国メディアの特派員団に「2021年、中国吉林省政府が石焼きビビンバとカレトックの調理法などを省級無形文化遺産リストに含めたことについて、大使館レベルでも中国側に細心の注意と協力を持続的に要請している」と明らかにした。
鄭大使は「歴史歪曲に関連しては、駐中大使館レベルで先制的なモニタリングシステムを構築し、歴史歪曲の可能性と波及効果が大きい博物館および教科書分野を中心に体系的な点検・対応を行っている」と話した。
この問題は中国吉林省政府が2021年12月「朝鮮族の石焼きビビンバ製作技芸」と「朝鮮族伝統米餅製作技芸」などが含まれた第5回省級無形文化遺産リストを新規承認した事実が先月韓国日報の報道で知らされた。中国の「東北3省」の一つである吉林省には、延辺朝鮮族自治州を中心に朝鮮族が密集している。
文化体育観光部・韓国文化院連合会が発行した「韓食文化辞典」によると、「石焼きビビンバ」は光復(独立)後の1960年代、全州(チョンジュ)地域のある食堂で登場した。その後、石焼きビビンバが全国に広がり、現在は世界的に知られている韓国料理の代表メニューとして定着した。
論争を受け、誠信(ソンシン)女子大学の徐坰徳(ソ・ギョンドク)教授は先月、「直ちに百度の百科事典に石焼きビビンバを検索してみたところ、『朝鮮族特有のご飯料理』という説明が加えられた」とし、「百度百科事典の最初の文章に『石焼きビビンバは韓半島(朝鮮半島)はもちろん、中国東北地方の黒竜江、吉林、遼寧など朝鮮族特有のご飯料理だ』と説明している」と話した。また「2年前に検索した時は『朝鮮族』という言葉が含まれなかったが、『朝鮮族』が挿入されたのは吉林省の無形文化遺産リストに含まれたことと無関係ではないようだ」と指摘した。
中国ポータルサイトの百度は、安重根(アン・ジュングン)義士、尹東柱(ユン・ドンジュ)詩人など独立運動家を「朝鮮族」と表記した。
石焼きビビンバ・カレトックが中国の文化遺産?…駐中韓国大使「注意を要請」(2)
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