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国際原油価格、イランのイスラエル攻撃に4%急騰

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
イランが1日(現地時間)、イスラエルに対して大規模な弾道ミサイル攻撃を敢行したことを受けて国際原油価格が急騰した。

この日、米国のインターコンチネンタル取引所(ICE)で12月引渡分のブレンド油先物価格は米東部時間午後1時52分基準で1バレル74.21ドルで、前日比2.51ドル(3.5%)高となった。

ニューヨーク商品取引所で11月引渡分の西部テキサス産原油(WTI)の終値は1バレル70.58ドルで前日比2.41ドル(3.5%)高となった。


原油市場アナリストのクレイ・シーゲル氏は「イスラエルはイランを直接打撃するための軍事的攻勢拡大に対して躊躇(ちゅうちょ)しないだろう」としながら「イランの石油施設が標的になる可能性が高い」と分析した。

シーゲル氏は「イスラエルが石油生産施設と輸出施設を攻撃する場合、一日100万バレル以上の石油生産が打撃を受けることになる」と話した。

石油仲介業体「PVM」アナリストのタマス・バルガ氏は「中東地域紛争がエスカレートする場合、イランの代理勢力であるフーシ派とイラク民兵隊が中東産油国、特にサウジアラビアに対する攻撃を敢行する可能性がある」と展望した。

続いて「現在、石油生産施設が打撃を受けるのではないかという恐怖心があり、不確実性が解消されるまで変動性の高い動きが続くだろう」と付け加えた。

一方、イスラエル国防軍はこの日午後7時30分ごろ、イランがイスラエルに向かって200余発に達するミサイルを発射したと明らかにした。イランのイスラエル攻撃は4月13~14日以降、約5カ月ぶりだ。

イラン革命防衛隊(IRGC)も約30分後であるこの日午後8時ごろに声明を通じて「占領地(イスラエル)中心部にある重要な軍事・安保目標物を標的に弾道ミサイルを撃った」と発表した。

革命防衛隊は「イスラエルの軍事・安保核心施設を狙った」とし「今回の攻撃はハマス政治指導者イスマイル・ハニヤとヒズボラの最高指導者ハッサン・ナスララ、アッバス・ニルフォルーシャン革命防衛隊副指令官の殺害に対する報復だ」とした。

革命防衛隊はイスラエルが報復すれば再び反撃すると警告し、中東の戦争危機が一層高まっている。



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