岸田文雄首相の自民党総裁任期満了および再選不出馬宣言の中で行われた自民党総裁選挙で、石破氏は決選投票の末、総裁と首相の地位を握ることになった。靖国神社参拝を強行してきた強硬保守性向の高市早苗経済安保担当相にリードを許して2位で決選に臨んだが、過半得票で逆転に成功した。無派閥・非主流出身で「4転5起」の挑戦の末に首相の夢をかなえた政治家だ。
父の故郷の鳥取県で1986年に衆議院に当選して以降12選と貫禄がついた石破氏は政治経験が豊富だ。穏健派に分類される石破氏の首相就任を歓迎するのは、それだけ建設的な役割に対する期待が高いからだ。
父の故郷の鳥取県で1986年に衆議院に当選して以降12選と貫禄がついた石破氏は政治経験が豊富だ。穏健派に分類される石破氏の首相就任を歓迎するのは、それだけ建設的な役割に対する期待が高いからだ。
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