金建希(キム・ゴンヒ)氏が2021年12月26日、国民の力党舎で自身の虚偽履歴問題について国民に謝罪している。 [中央フォト]
2つ目、監査院が大統領室・官邸移転の工事に対する監査の結果を発表しながら、契約・施工・竣工の全過程に複数の不法・不正があったと明らかにした。ただ、金氏と関係がある業者が随意契約でインテリア工事に参加して論議を呼んだ部分に対し、監査院は随意契約について不法でないと釈明した。しかしすんなりとはうなずけない。2021年の営業利益が1億5000万ウォン(約1600万円)にすぎない業者が総合建設業の免許もないのに数十億ウォンの国家核心保安施設の工事をしたのは誰の影響だったかは明らかだ。捜査当局がこの問題を徹底的に調べればさらに何かが出てくるかもしれない。野党は「金建希特検」と官邸移転の疑惑まで究明しようとしている。
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