俳優キム・ウビンが映画『武道実務官』に向けた国内外での好評に感謝の気持ちを伝えた。



​１３日、ネットフリックスオリジナル映画『武道実務官』が全世界で放映されている中、キム・ウビンは１９日、ソウル三清洞（サムチョンドン）のあるカフェで行われたインタビューで「思ったより多くの方々に楽しんでいただき気分が良い。ちょうど連休だったのでレビューも探してみたが、映画を見てくれた方々が多いようで幸せだった」と話した。


『武道実務官』はテコンドー、剣道、柔道の合計９段の武道有段者イ・ジョンド（キム・ウビン扮）が保護観察官キム・ソンミン（キム・ソンギュン扮）の提案で犯罪を予防するために電子足輪対象者を２４時間密着監視する武道実務官として働きながら起きる話を描いたアクション映画だ。

​公開後、国内外の視聴者の口コミが広がり、上映３日でグローバルトップ１０の映画（非英語）部門１位に上り、韓国だけでなくブラジル、フランス、ドイツ、日本、香港、シンガポール、タイを含めた計５８カ国でトップ１０に選ばれるなど熱い呼応を得ている。

​特に、武道実務官というやや見慣れない職業を知らせた作品ということから、その意味が評価されている状況。キム・ウビンは「やりがいを感じそうだ」という反応に「私が何かをやり遂げたというよりは、映画が公開されてから以前よりはこの職業が少しでも多く知られ、武道実務官の方々の苦労を伝えられるようになったと思い、それが一番気持ち良い」と明らかにした。

​キム・ウビンは「恥ずかしいが、シナリオを初めて読むまで武道実務官という職業があることも知らなかった。ところが、台詞を読んでいるうちに『この職業がもう少し広く知られたら良い』という気持ちが込められているようだった。監督を初めてお会いした時も『そのような気持ちが込められていると思ったが、合っているか』と一番先に質問したが、監督が気に入っていただき『そうだ』とおっしゃった」と振り返った。

​また「『それなら一緒に心を集めても良いだろう』という気がした」として「（キム）ソンギュンさんと実際に働いている方々に会ってインタビューし、色々な話を聞くことができるチャンスがあったが、実はとても個人的なことなので私が申し上げることは難しいが、思ったよりもっと大変なことだということに気付いた」と説明した。

​また「感情が先行してはならないし、理性的に行動する必要があり、報復するのではなく有事の際に制圧することなので状況上の困難が多いということを知った。『本当にすごい方々だなと思った』」として「映画の中のキャラクターではなく、実際に私たちの周りに、日常の中にも英雄のような方々が多いのではないか。撮影しながらその感謝の気持ちを持って臨もうとした」という真心を伝えた。