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その鳩は核施設をうろついた…ジェームズ・ボンド顔負けのスパイたち

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

イエメンで「スパイ」と誤認され拘禁された後、解放されたシロエリハゲワシ「ネルソン」。[写真 野生動植物基金(FWFF)フェイスブック]

4月(現地時間)、「プーチンの秘密諜報員」と疑われたベルーガ(白いイルカ)「バルジーミル(Hvaldimir)」の死体が発見され、「動物スパイ」の存在に再び注目が集まった。

バルジーミルは2019年、ノルウェー北部のフィンマルク付近の海域で初めて発見された。発見当時、首と胸に「サンクトペテルブルク装備」と表示された水中カメラ用の帯が巻かれており、「ロシアのスパイ」と疑われた。

バルジーミルが5年後に突然死体で発見されると、ロシアのスパイ用動物に対する疑問がさらに増幅したのだ。映画『007』のジェームズ・ボンド顔負けの「動物スパイ」、彼らの正体は何だろうか。


◇第1次世界大戦のドイツ軍、カメラを装着したハトを活用

バルジーミルのようにカメラを装着した動物は、1914年の第1次世界大戦の時に初めて登場した。当時、ドイツ軍は偵察目的で敵軍の動態を探るために小型カメラをハトの体に縛りつけ、警戒所や部隊に送った。

冷戦時代の1960年代には、米国とソ連がイルカやアシカなどを機雷除去や敵陣探知など軍事用途で訓練を受ける個体として活用し、軍事作戦に本格的に投入した。

2014年のクリミア半島強制合併後は、ロシア軍がイルカを訓練した情況が、昨年4月、米国の民間衛星企業マクサー・テクノロジーズの衛星写真で確認された。ウクライナ海軍特殊部隊員の水中侵入を防ぐための趣旨というのが、米海軍研究所(USNI)の分析だ。

紛争が頻繁な中東地域でも動物を活用した偵察活動が目撃されている。イラン国営通信IRNAと汎アラブ圏の独立日刊紙アルクドスによると、2007年に盗聴装置を持ったリス14匹、2008年には核施設の近くでうろうろしていたハト2羽が捕獲された。

2015年には、パレスチナ武装組織ハマスは、ビデオカメラなど監視用道具と矢が発射される装置を装着したイルカを捕獲した。イスラエル政府の監視任務を遂行したというのがハマスの主張だ。イスラエルは豚やカンガルーネズミを地雷探知用に育てているという。

◇濡れ衣を着せられ無念の獄中生活も

スパイ活動に動物を活用する事例が増えているため、他国のスパイという濡れ衣を着せられる動物も出てきた。昨年6月、インド・ムンバイの港で、中国語が書かれた輪が橋に縛られた状態で発見されたハトが捕獲された。このハトは「中国のスパイ」という容疑を受け、約8カ月間、現地の動物病院で拘禁された。しかし、現地警察の調査結果、台湾で逃げたレース用のハトということが明らかになり、無事に解放された。

ブルガリア生まれのシロエリハゲワシ「ネルソン」は2019年初め、内戦状況だったイエメン南西部タイツで政府軍に捕まった。橋に取り付けられた人工衛星位置情報(GPS)発信機のため、フーティ反軍の情報収集用の鳥と誤認された。

イエメン人は抑留されているネルソンの写真と消息を自然保護団体「野生動植物基金(FWFF)」に知らせ、FWFFは直接イエメン大使館に会ってスパイではないと説得した。事情が知られると、フランス・アイルランドの動物保護活動家らもネルソンの「釈放」のために努力した。結局、5カ月ほど過ぎた2019年4月、ネルソンは自由の身になった。

◇動物を活用する理由

スパイとして主に活用される動物は空を飛ぶ鳥類、海を行き来する海洋哺乳類、体の小さい陸地哺乳類だ。米ワシントンDCの国際諜報博物館は動物を活用する理由として「(人間より)視線を引き付けない」とし「痕跡を残さず、禁止された区域も自由に出入りできるため」と説明した。今年4月に発刊された米中央情報局(CIA)の報告書「自然のスパイ、動物のスパイ」はこれらを「完璧な自然のスパイ(perfect natural spies)」と規定し、「諜報科学技術の改善にも向上したアイデアと想像力を提供してくれる」と評価した。

◇「動物虐待」論争以降、「動物スパイ」の未来は

動物虐待という指摘も絶えない。1964年に猫の耳の中に盗聴装置、胸にバッテリー、脊椎にはアンテナを挿入したCIAの「アコースティッキティ(Acoustikitty)」プロジェクトが2001年にCIA機密文書解除で判明すると、米国動物権団体「動物に倫理的に接しようとする人々(PETA)」は声明で「最も話にならない動物虐待」とし、動物を活用したプロジェクトを中断するように要求した。

2000年代からは動物よりAI(人工知能)スパイロボットの開発に重点が置かれている。米外交専門誌フォーリン・ポリシーは2015年、科学専門記者のエミリー・アンディスを引用して、2006年に米国防総省傘下の国防高等研究計画局が科学者らに監視装備や武器を搭載できる昆虫ロボット(Insect Robot)を作る技術を開発してほしいと注文した事実を報じた。

この10年間、昆虫の脳に電気刺激を与え、停止・出発・旋回などの命令を下し、作業を微調整できる状態まで技術を発展させたという内容だ。幼虫またはさなぎの段階で昆虫の体内に小さな装置を移植した場合、装置の周囲に再生組織が発達して傷を治癒して安定的な構造が形成され、神経細胞に電気刺激を与えると昆虫の移動を制御できるという論理だ。

韓国国内ではカブトムシの翼の原理を模写した「KUビートル」という飛行ロボットが開発された。ロボット開発に参加した建国(コングク)大学のパク・フンチョル教授の研究チームによると、翼が障害物にぶつかっても墜落せずに飛び続けるのがロボットの特徴だ。スパイの役割投入まで実現してはいないが、活用の可能性が高いという評価だ。



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