米国のカマラ・ハリス副大統領 [写真 カマラ・ハリス フェースブック]
12日(現地時間)、CBSニュースやニューヨーク・ポストなどによると、米国極右活動家ローラ・ルーマー氏は「テレビ討論当時、ハリスが着用したイヤリングは無線イヤホンに似ている」と主張した。
ルーマー氏のX(旧ツイッター)にハリス氏のイヤリングとイヤリング形イヤホンを比較した写真を投稿し、「今夜はイヤリングの選択が興味深い」とハリス氏を狙った。
ルーマー氏がSNSに投稿したのははNOVA社のH1製品で、パールのイヤリングに見えるようにデザインされたイヤホンだ。今回の討論では一切の資料も持参が禁止されていたため、ルーマー氏の主張で波紋が広がっている。
トランプ支持者は関連記事をリツイートし、ハリス氏が着用したイヤリングとイヤホンを比較した写真をシェアするなど該当の疑惑を拡散している。これに対してハリス支持者は該当のイヤリングはある高級ブランドのイヤリングだと反論した。支持者によると、ティファニーの「south sea」パールイヤリングであると推定される。
ハリス氏は先月ペンシルベニア州で開かれた選挙遊説と今年6月ホワイトハウスで開催されたジューンティーンス・コンサートでも同じイヤリングを着用したことが確認された。
CBSも「ぱっと見ると似ているように見えるが、ディテールに違いがある」とし「イヤホンの場合、耳たぶを覆う反面、ハリスのイヤリングはひっかけてありピアッシング形態」と分析した。
一方、トランプ氏はルーマー氏に対して「自由な魂」と言って肩を持っている。
トランプ氏は13日(現地時間)、米カリフォルニア州にある自身のゴルフ場で開いた記者会見で、ルーマー氏との緊密な関係についてのトランプ陣営の懸念に関するCNN放送の質問に、このような立場を明らかにした。
トランプ氏は「多くの人がそうであるように、ルーマーは私の支持者」とし「私はルーマーを統制しない。ルーマーは自身が言いたいことを言うべきだ。彼女は自由な魂」と話した。
あわせて「私はルーマーに何かをしろとは言わない」と付け加えた。
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