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トランプ氏、ハリス支持を宣言した歌手スウィフトさんに「代償を支払うことになる」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

J.D.バンス共和党副大統領候補を批判しようとするように、猫を抱いた写真と共に「Taylor Swift, Childless Cat Lady」と署名したテイラー・スウィフトさん。[写真 テイラー・スウィフトのインスタグラム]

米国共和党大統領候補のトランプ前大統領が民主党大統領候補であるハリス副大統領に対する支持を宣言したポップ歌手のテイラー・スウィフトさんに対して「代償を支払うことになる」と圧迫した。



トランプ氏は11日(現地時間)、FOX(フォックス)ニュースに出演して「私はテイラー・スウィフトのファンではなかった」とし「彼女は非常に進歩的な人間で常に民主党を支持しているようだ。おそらく市場で代償を支払うことになるだろう」と話したとAFP通信は伝えた。


スウィフトさんは10日、大統領選挙テレビ討論直後にインスタグラムにコメントを投稿して「私は2024年大統領選挙でカマラ・ハリスとティム・ワルツに投票する」と明らかにした。スウィフトさんは米国音楽界を越えて社会・経済的にも大きな影響を及ぼすため、今回の大統領候補のうち誰を支持するのか大きな関心が集まっていた。スウィフトさんは2020年大統領選挙ではバイデン大統領を支持していた。

スウィフトさんはこの掲示物で「ハリスに投票する理由は彼女が(市民の)権利と名分のために闘争しているから」とし「安定的で才能ある指導者だと思う。彼女が混乱ではなく落ち着きでこの国を導いてくれるなら、私たちははるかに多くのことを成し遂げられると信じている」と綴った。

副大統領候補であるミネソタ州のティム・ワルツ知事については「数十年間、性的マイノリティー者の人権や試験管ベイビー、女性生殖権を擁護してきた」と言及した。

また、人工知能(AI)技術を通じて自身がトランプ氏を支持しているというフェイクニュースが流布したことについては「最近トランプの大統領選挙出馬を支持するうその『私』のAIが彼のサイトに掲示されたという事実を知った」とし「AIに対する恐怖と間違った情報拡散の危険性を改めて喚起した」と明らかにした。

トランプ氏は先月18日、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」にスウィフトさんの写真を投稿して「受諾する(I accept!)」と書いた。この写真には、スウィフトさんが米国を擬人化したキャラクター「アンクル・サム(Uncle Sam)」の扮装で登場し『テイラーは皆さんがトランプに投票するように願っている』という一文が入っている。これはAIで作られたフェイク写真だった。

スウィフトさんはこの日、積極的な投票も促した。「選択は皆さんの役割」としながら「投票をするには有権者登録をしなければならない。事前投票をするほうがもっと簡単」と話した。あわせて有権者登録場所や早期投票日と情報を探すことができるリンクも添えた。



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