中国のネットユーザーがソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて台風11号による被害状況を共有した。強風によってマンションの窓は建物の外に脱落し、住民はドア枠をつかんで持ちこたえている。[微博 キャプチャー]
今月7日午後、中国南部の海南省に上陸した台風11号は、中心部の風速が時速240キロになり、同日夜、広東省に再び上陸した。海南省と広東省は、公共交通の運行見送りや休業、休校令で事実上、都市機能が止まっている状態だ。至る所で停電が発生し、通信が途絶えて連絡がつかない場合も相次いだ。
ある広東省の住民は微博に「マンションの窓枠が破損した。風が強すぎる」と映像を投稿した。
映像にはマンションの窓ガラスがあっという間に割れて建物の外に落下し、家の中にまで襲った強風に住民たちがドア枠をつかんで危なげに立っている姿が映っていた。強風に工場の屋根が飛ばされたり、道に止まっていたトラックが吹き飛ばされて横転する場面が映った映像も共有された。街を通る市民たちが風に流されてどうしようもなく倒れる姿も映っていた。
7日、最大風速時速166キロでベトナム北東部のクアンニン省海岸に上陸した台風11号によって、ベトナムでは14人が死亡、78人がけがした。港に停泊していた船舶数隻が海に流され、1人が水に溺れて死亡した。強風と大雨で屋根が崩れ、命を失った事例もあった。首都ハノイなどで数千本の木が根こそぎ抜かれ、電柱が倒れた。強風で屋根が飛ばされるなど住宅多数が破損した。フィリピンでは洪水と土砂崩れで16人が死亡し、21人が行方不明になった。
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