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8メートルのシンクホールに飲み込まれた女性、遺体も見つからなかった…9日で捜索中止=マレーシア

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

クアラルンプールの資料写真[Pixabay]

マレーシアの首都クアラルンプール市内で8メートルの深さのシンクホール(地すべり)が発生し、インド人観光客が転落てから1週間後に現地当局が捜索作業を中止した。



2日(現地時間)、シンガポール日刊紙ザ・ストレーツ・タイムズなどによると、マレーシア政府は先月31日、捜索および救助チーム、市民や周辺地域の安全問題などを考慮して9日間続けた捜索・救助作業を終了すると発表した。


これに先立って、先月23日午前、クアラルンプール中心街の歩道を歩いていた48歳のインド人女性観光客が突然地面が消え、深さ8メートルのシンクホールに転落して行方不明になった。

周辺の防犯カメラの映像には、女性が一行と一緒に歩いていたところ、四方2メートルほどの広さの歩道ブロックが消えて転落する姿が映っていた。現地の消防・救助当局は地中を捜索したが、行方不明者は見つからなかった。

クアラルンプール警察庁長は、「シンクホールの下に地下水が激しく流れており、行方不明者が流されたと思われる」と明らかにした。昨年も同じ場所で地中の土が流され、復旧したことがあることが分かった。

行方不明者は、夫や友達どと2カ月前に来て休暇を楽しんでいた。行方不明者は帰国前日に事故に遭ったという。行方不明者の家族は今月1日、事故現場でヒンドゥー教の宗教儀式を行った後、同日午後、インドに向かった。



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