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また燃える聖火…パリパラリンピック開幕

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

28日(現地時間)、仏パリのコンコルド広場で開かれた2024パリパラリンピックの開会式で旗手チェ・ヨンボム(カヌー)を先頭に大韓民国選手団が入場している。 2024.08.28写真共同取材団

2024パリパラリンピックが29日午前3時(日本時間)の開会式から12日間の熱戦に入った。

パラリンピック開会式は「広く開かれた大会(Games wide open)」というスローガンのようにオリンピックと同じく野外で進行された。セーヌ川で水上行事として進行されたオリンピックとは違い、パラリンピックの開会式場所は大会のシンボル「アギトス」がかかる凱旋門を出発し、シャンゼリゼ通りを通ってコンコルド広場まで行進した。

開会式は両腕と脚の切断障害がある水泳選手テオ・クランの映像で始まった。クランはパラリンピックのマスコット「フリージュ」だらけのタクシーに乗ってフランスのパラリンピック選手たちと言葉を交わした。続いてコンコルド広場のオベリスク周辺に設置された舞台に障害者の芸術家とダンサー、歌手が立って「不協和音」をテーマに公演した。クランがタクシーを運転して舞台に上がった後、フランス国旗を象徴する青・白・赤の祝砲が上がった。


開催国のフランス語のアルファベット順にアフガニスタンが真っ先に入場した。韓国選手団は36番目に入場し、大極旗を振りながら行進した。旗手はカヌーのチェ・ヨンボム(27)が務めた。チェ・ヨンボムはスパオが製作した旗手服のネイビージャケット、朝鮮太祖李成桂(イ・ソンゲ)の袞竜袍にある五爪竜をオマージュした金箔刺繍、そして文武高官が外交使節や王が登場する際に着用した朱笠を着用した。129番目に入団した難民選手団が登場する時には起立拍手が起きた。エリトリア、キリバス、コソボは今大会で初めてパラリンピックに出場した。次次期大会開催国のオーストラリア(2032ブリスベン)と次期大会開催国の米国(2028LA)はそれぞれ166番目、167番目に登場した。そして開催国フランスの選手団がシャンソン「シャンゼリゼ」に合わせて最後の168番目に入場した。

入場後には先天的に片腕がないフランスの歌手ラッキー・ラブが公演した。障害があっても何でもやり遂げることができるという内容の歌詞を入れた自作曲「my ability」を歌った。次にパラリンピックの歴史を見せる映像が流れた。続いてエッフェル塔が輝く中でアンサンブル・マテウスが演奏するフランス国歌が響き、フランス国旗が掲揚された。

エスタンゲ・パリパラリンピック組織委員長、パーソンズIPC委員長の演説の後にはマクロン仏大統領が開会を宣言した。パラリンピック賛歌に合わせてパラリンピックの象徴であるアギトス旗が掲揚された後、選手、監督、審判代表者がパラリンピック宣誓をした。

24日、パラリンピックの発祥地の英ストークマンデビルで点火した聖火は12個に分けられ、1000人の走者によりフランス全域を回った。また一つになった聖火はパリオリンピック水泳銅メダリストのフローラン・マナドゥが持って舞台に向かった。そして5人の選手により聖火台に灯された。聖火はオリンピックと同じ熱気球に載せられ、チュイルリー庭園の夜空に浮かんだ。



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