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「毎日1ヤードずつ前進しよう」 ワルツ氏が米大統領選作戦を指示(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国系米国人で初めて連邦上院議員に挑戦するアンディ・キム下院議員(ニュージャージー州)はこの日の演説で「私は子どもたちが壊れた米国で育つしかない運命と信じることを拒否する」とし、2021年にトランプ前大統領の支持者が大統領選挙結果を受け入れずに起こした「1.6議会暴動」を批判する核心の役割をした。キム氏は暴動当時、黙々と議事堂のゴミを一人で清掃し、この写真が報道されながら米国全域に名前が知られた。

有名司会者オプラ・ウィンフリー氏も厳重なセキュリティーの中でサプライズ登場し、ハリス氏支持を宣言した。ウィンフリー氏は「オバマ夫妻の昨日の演説は本当に素晴らしく、いま私たちは燃えている」とし「ミッシェル夫人の言葉のように私たちは何かをしなければいけない(Do something)。それはハリス氏を米国の大統領に当選させること」と述べた。ウィンフリー氏はトランプ氏に向けて「私たちは滑稽なツイートや嘘、愚かな行為よりも上にいる」とし「彼らには大人の対話が必要であり、文明化した対話こそが民主主義の核心」と述べた。

この日の演説には前日のオバマ氏夫婦に続き、クリントン元大統領、ペロシ元下院議長など民主党の大物が次々と登場し、「民主党が真の自由の政党だ。トランプ氏の闇の政治を選挙を通じて永遠に終わらせるべきだ」と主張した。


◆防弾パネルの中のトランプ氏、銃撃後初の野外演説

一方、トランプ氏はこの日、激戦州ノースカロライナのアッシュボロで野外演説をした。先月14日の銃撃事件から40日ぶりの野外演説だ。演壇の周辺には防弾ガラスのパネルが設置され、演説場所付近に狙撃手が配置されるなど警護措置がより一層強化された。トランプ氏は「(大統領選で勝利すれば)就任宣誓後に聖書から手を離す瞬間、米国を『最強』に戻し、世界を平和に戻す」とし「私はほとんど電話1本でそれが可能だ。我々は軍隊を送る必要もない」と主張した。トランプ氏はその根拠として、戦争をしようとすれば国家首班に連絡して「他国と戦争をすれば米国でビジネスができなくなり、100%の関税を賦課する」と伝えるとし、その国の大統領や首相・独裁者など誰も戦争をしないはずだと述べた。


「毎日1ヤードずつ前進しよう」 ワルツ氏が米大統領選作戦を指示(1)

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