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猛暑で溶けたイタリアのアルプス氷河から第1次世界大戦参戦軍の遺体発見

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

マルモラーダの資料写真[Pixabay]

世界的に猛暑が猛威を振るい、1世紀以上イタリアのアルプス山脈の氷河の中に閉じ込められていた第1次世界大戦参戦軍人の遺体が姿を現した。



21日(現地時間)、イタリアの日刊紙コリエーレ・デラ・セラによると、19日、イタリア北部のドロミテ山脈の最高峰であるマルモラーダの海抜2700メートル地点で遺体2体が発見された。遺骨はマルモラーダのケーブルカー管理職員が太陽熱と光から氷河を守るために覆った防水シートを片付ける過程で発見された。


遺体は1915年から1918年までイタリア軍とオーストリア・ハンガリー帝国軍の山岳戦に参戦したコモ旅団所属の歩兵ということが分かった。北部トレント警察は「軍人の軍番のおかげで身元を確認できた」とし「コモ旅団を象徴する白と青色の徽章も発見された」と明らかにした。

夏の気温がますます高くなるにつれ、他のアルプスの氷河と同様にマルモラーダ氷河も速いスピードで溶けている。それによって爆発物発見件数も2021年340件、2022年785件、昨年1039件に増えている。最近では、第1次世界大戦当時に使われた砲弾53個が発見され、爆弾処理専門家らが出動した。



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