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イスラエル、ガザで人質6人の遺体を収拾

ⓒ 中央日報日本語版

2023年10月24日(現地時間)、米ニューヨークの国連本部近くの広場に、ハマスによって拉致された人質の写真とともに、彼らの靴が置かれている。[ツイッター キャプチャー]

イスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区南部ハンユニスにあるハマスのトンネルから自国民の人質の遺体6体を見つけて本国に移したと、タイムズ・オブ・イスラエルが20日(現地時間)明らかにした。



イスラエル軍第98師団とイスラエル情報機関「シンベト」は前日、夜間作戦を通じてアレックス・ダンジグさん(75)、ヤゲブ・ブフシュタブさん(35)、チャイム・ペリーさん(79)、ヨラム・メッツガーさん(80)、ナダヴ・ポップルウェルさん(51)、アブラハム・ムンダーさん(79)の遺体を収拾した。イスラエル軍は身元確認の手続きを遺族に通知した。


​イスラエル軍は、人質が自国軍の銃で死亡した可能性も念頭に置いて正確な死亡原因を調査する方針だ。

​このうち、ムンダーさんは死亡がすでに確認された残りの5人とは違って安否が知られていなかった。昨年10月7日、ハマスの奇襲時にムンダーさんと一緒に拉致された夫人ルースさん(79)、娘ケレンさん(55)、孫のオハド君(10)は昨年11月、イスラエルとハマスの一時休戦時に釈放された。

ムンダーさんの甥であるエイアル・モールさんはこの日、メディアに「(ムンダーさんが)3月にすでに死亡したと推定される」と話した。また別の甥シャハル・モルザヒロさんは「政府が時間と機会を浪費した」として「ネタニヤフ氏の生存のために叔父が死んだ」と批判した。

イスラエルのネタニヤフ首相は声明を出し、死亡した人質に弔意を表し「イスラエルは生きている人質と亡くなった人質の両方の帰還のために引き続き取り組む」と述べた。

​イスラエルは、ハマスに拉致された人質251人のうち、臨時休戦の時に釈放され、または遺体で発見された人を除いてまだ105人がガザ地区に抑留されており、このうち34人は死亡したものと推定している。



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