国際金価格が１オンス＝２５００ドル（約３６万６８６０円）を超えた。これにより４００オンスで製作する金塊１個の価格が１００万ドルを突破した。

ロイター通信とブルームバーグが１９日に伝えたところによると、金現物価格はこの日米東部時間午後１時４１分ごろ前営業日より０．２％下落した１オンス＝２５０１．７４ドルで取引された。国際金価格は１６日に２５０９．６５ドルまで上がり過去初めて２５００ドルを突破した後、この日は調整に出た雰囲気だ。

各国中央銀行が金の現物を保有する時に主に使う標準金塊は一般的に１個当たり４００オンスで作られる。


国際金価格は米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の９月の利下げへの期待と中東地域の地政学的緊張の高まりで先月末から上昇の流れを続けてきた。

金価格はインフレ期待が高まったり金利が低くなる時に上昇する傾向がある。地政学的緊張で安全資産選好現象が大きくなる時も金に対する需要が増える。

一部では国際金価格が上昇の流れを持続し、数カ月以内に２６００ドル台に達するだろうとの見通しが出ている。