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出生証明書を受け取りに行った間、イスラエルの爆弾が双子の上に…ガザ地区のある父親、血の涙

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

イスラエル軍の主力戦車メルカバ数台が10月29日にガザ地区に近いジキムの海岸へ移動している。[X キャプチャー]

イスラエルの攻撃が続いているパレスチナ・ガザ地区で、生後3日しか経たない双子のきょうだいが爆撃で亡くなる悲劇的な出来事が起きた。



米国CNN放送は13日(現地時間)、ガザ地区で生後3日の双子のきょうだいアイサルちゃんとアセルくんがイスラエルの空襲で亡くなったと報じた。


CNN放送によると、ガザ地区中部デイルアルバラのアパートに住む双子のきょうだいの父親モハメド・アブ・アル・クムサンさんが官公庁に2人の出生証明書を受け取りにしばらく家を留守にした間、彼の家がイスラエルの空襲を受けた。

アル・クムサンさんはこの空襲で双子の赤ちゃんと妻、妻の母が全員その場で死亡したという電話を受けたとし、信じられないように茫然自失とした。

アル・クムサンさんは妻と赤ちゃんの遺体が安置されたアル・アクサ殉教者病院を訪ねて行って彼らを見せてほしいと泣き叫んだという。

病院関係者によると、亡くなったアル・クムサンさんの家族はこの地域でイスラエルによる数回の攻撃で亡くなった最小23人の中の一部だった。

アル・クムサンさんはCNN放送に対して、イスラエルの無慈悲なガザ地区爆撃から妊娠中の妻を守ろうとデイルアルバラのアパートに引越したがこのようなことが起きたと訴えた。

アル・クムサンさんはイスラエルとパレスチナ武装組織ハマスの戦争が起きる前の昨年夏、薬剤師の妻と結婚した。

アル・クムサンさんの妻は帝王切開で2人の子どもを産み、双子の赤ちゃんの誕生を「奇跡」としながらフェイスブックに祝福するコメントを載せた。

ガザ地区保健省によると、昨年10月7日の戦争以降、今までガザ地区でイスラエルの攻撃によって4万人近いパレスチナ人が死亡し、このうちで子どもは新生児115人を含めて1万6500人を超える。

国連児童基金(UNICEF・ユニセフ)は「無慈悲なガザ地区戦争によって数千人の子どもがずっと恐怖に震えている」とし、現地には保護者がいないか家族と別れて過ごしている子どもが少なくとも1万7000人はいると推算した。



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