トロカデロ広場のチャンピオンズパーク。パリ=キム・ソンリョン記者
パリ訪問客の85%はフランス人で、このうち45%は首都圏居住民だった。残りの15%は外国人で、米国・ドイツ・英国人が相当数を占めた。
訪問客の流入でホテル業界は好況に湧いている。パリ都心の客室占有率は84%に達して昨年同期(7月23日~8月6日)に比べて10%ポイントも高かった。
ホテル業諮問会社「MKG」は五輪期間に客室占有率と価格上昇(パリの場合、最高118%)に支えられてフランスのホテル業界が3億5700万ユーロ(約575億円)の収益を上げるとみられると評価した。
Airbnbも同じだった。シェア型宿泊施設のデータを分析する「AirDNA」によると、40万人以上の旅行客がパリ地域のAirbnbなどに泊まった。五輪特需を狙ったAirbnbの客室供給量が多かったが、昨年より高い62%の予約率を記録したと会社は説明した。
今月末から始まるパラリンピックには約400万人の訪問客が訪れることが予想されている。
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