2024パリ五輪バドミントン女子シングルスで金メダルを獲得した安洗塋(アン・セヨン)が7日午後、仁川空港に到着し、取材陣の質問に答えている。安洗塋は金メダル獲得後、大韓バドミントン協会の不条理を指摘し、波紋が広がっている。 チョン・ミンギュ記者
11日の微博(ウェイボー)など中国SNSでは安洗塋に関する内容の掲示物が広がっている。中国最大ポータルの百度(バイドゥ)では「安洗塋がバドミントン協会を砲撃した」というキーワードが人気検索語上位に入った。
中国ネットユーザーは「林孝埈(中国に帰化したショートトラック選手イム・ヒョジュン)と話してみるのはどうか」「中国はレベルが高い選手を歓迎する」「中国代表チームに合流するべき」「安洗塋を早く帰化させよう」などとコメントしている。
これに先立ち李起興(イ・ギフン)大韓体育会会長は9日、CBSラジオ番組「キム・ヒョンジョンのニュースショー」に出演し、安洗塋が協会との不和で外国に帰化するかもしれないという懸念について「あまりにも飛躍的だ」とし「五輪期間中に話すにはあまりにも不適切だ」と一蹴した。
安洗塋は5日、パリ五輪で金メダルを獲得した直後の記者会見で「代表チームを出るからといって五輪に出場できないのは選手にとっては薄情なことではないかと思う」と述べた。続いて「シングルスとダブルスは厳格に違うが、選手の資格を剥奪してはいけない」とし「協会はすべてのことを防ぎ、そうしながら自由という名で放任する」と批判した。
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