「孫興慜（ソン・フンミン）がソウル江南（カンナム）のクラブを訪れて３０００万ウォン（約３３０万円）を使った」と主張しながらクラブを広報した営業職員５人が訴えられた。

ソウル江南（カンナム）警察署は９日、「サッカー選手クラブ関連事件は捜査１課が担当することになった」と明らかにした。

警察によると、孫興慜の所属事務所「ソン＆フットボールリミテッド」は江南区論峴洞（ノンヒョンドン）のクラブＭＤ（営業職員）５人を名誉毀損業務妨害などの疑いで告訴した。


３日、孫興慜はソウルワールドカップ競技場で開催されたトッテナム・ホットスパー－バイエルン・ミュンヘン（ドイツ）のクーパンプレイシリーズに先発出場してプレーした。

この日、あるクラブの職員は自身のインスタグラムに「今日ミュンヘンの選手たちが来た」と投稿した。

また「今日バイエルン・ミュンヘン選手団。決済は孫興慜」「孫興慜の週給は３億３０００万ウォンであり料金は３０００万ウォンなので、月給３００万ウォンの会社員が６万ウォン台の食事をしたということ」などのコメントも載せた。

これに対し孫興慜の所属事務所側は４日、「孫興慜のクラブ訪問および決済は決して事実ではなく、明白な虚偽であることを伝える」とし「当社が事実関係をチェックした結果、クラブ側のＭＤ（営業職員）が店を広報するために虚偽を流布したことが確認された」と明らかにした

続いて「こうした行為は公人として社会的責任を認知し、節制した生活を続けている孫興慜の名誉とイメージを毀損する犯罪」とし「当社は早期にこのクラブとＭＤを相手に法的な措置を取る予定」と伝えた。

警察は事実関係を確認した後、手続きに基づいて捜査を進める方針だ。