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AFP通信など外信が29日に伝えたところによると、フランス警察はこの日6地域で複数の通信会社の光ファイバーケーブルが切断されたと明らかにした。幸いオリンピック競技が主に行われるパリには影響がなく五輪運営に支障はないという。警察は現在犯行動機と背後を調査している。
現地日刊紙ル・パリジャンによると、被害を受け通信会社はSFRとブイグテレコム、フリーモバイルなどで、深夜にブーシュ・デュ・ローヌ、オワーズ、オードなどにあるこれら通信会社の配電盤で光ファイバーケーブルが切断された。AFP通信は関係者の話として「主要航空会社も今回の攻撃の影響を受けたことが確認された。ただまだ航空機運航中断などの被害は報告されていない」と伝えた。
同国デジタル担当相はXに「昨夜通信会社が複数の地域で被害を受け、これにより有線・無線電話接続に局地的な影響があった。こうした卑怯で無責任な行為を強く糾弾する」と投稿した。
ブルームバーグは、今回の攻撃が26日の高速鉄道網攻撃から3日ぶりに発生したもので、「(五輪開会式で)世界の人がパリに集まる状況でフランスはインフラに対する攻撃により困難を経験している」と指摘した。当時パリと北部、東部、南西部を結ぶ鉄道周辺のケーブルに何者かが火を付けて電力供給が遮断され鉄道網がまひした。事件は開会式直前に発生し、五輪に支障はなかったが、週末と夏休みシーズンを迎え休暇に出かけようとしていたフランス人と観光客ら80万人が影響を受けた。フランス鉄道公社(SNCF)は復旧作業を始め、この日午前までにすべての列車が正常運行に戻った。
フランス当局は関連事件の背後として極左活動家1人を逮捕した。AFP通信は「逮捕当時、SNCFの技術設備と装備などに接近できる鍵などを持っていた」と伝えた。
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