ＡＤＯＲ（アドア）のミン・ヒジン代表がＨＹＢＥ（ハイブ）のパク・ジウォン代表理事を含むＨＹＢＥ経営陣５人を業務妨害や名誉毀損などの容疑で告訴した。

ミン代表側は２４日、報道資料を通じて「この日竜山（ヨンサン）警察署にパク・ジウォン代表理事とイム・スヒョン監査委員会委員長、チョン・ジンス最高法律責任者、イ・ギョンジュン最高財務責任者、パク・テヒ最高コミュニケーション責任者を、業務妨害、電子記録等の内容探知、情報通信網侵害、名誉毀損など容疑で告訴した」と明らかにした。

ミン代表側は「彼らは不法に取得した個人間のメッセンジャーの会話と個人情報を無断に流出させて自分たちの意図に沿って偽って編集する形態を数えきれないほど繰り返してきた」としてＨＹＢＥがミン代表を相手に監査を実行する過程で業務用ＰＣを強圧的に取得して個人的なメッセンジャー会話内容を確保したと主張した。


また「２０２２年ミン代表がＡＤＯＲに赴任して初期化して返却したノートブックもフォレンジックして業務ではない個人の会話を不正に取得した」とし、対話内容を編集して歪曲（わいきょく）し、ミン代表に対する否定的な世論を形成するのに利用したと主張した。

ミン代表側は「（ＨＹＢＥに対して）アーティストとＡＤＯＲ構成員に被害を与えて大衆に混乱を引き起こす行為をやめるように数回要請したにもかかわらず、最近までも不法行為が続いている」とし「これに対して、これ以上被害を放置できないため措置を取る」と説明した。

ＨＹＢＥはこれに対して「入手経緯について何度も明らかにしたのに虚偽事実を前面に出して告訴したミン・ヒジン代表などに対して誣告で対応する」とコメントを出した。

あわせてミン・ヒジン代表は今までＨＹＢＥにノートブックなどいかなる情報資産も提出したことがないうえ監査にも応じたことがなく、２人の副代表は本人同意下で情報資産を提出したものだとミン代表の主張に反論した。

ＨＹＢＥは「当社はミン・ヒジン代表が過去に返却したノートブックをフォレンジックしたことがないということを仮処分審問期日に法廷ですでに明らかにした」とし「ミン代表は巫女との対話録を含めて多数の業務資料を本人のＨＹＢＥ業務用電子メールアカウントで外部に伝送し、これは当社のサーバーにそのまま残っている」と主張した。

また「ミン代表がＨＹＢＥ入社当時、個人情報の処理に同意し、このような内容は仮処分審問期日ですでに明らかにした」と付け加えた。