医療界によると、辞職専攻医の大多数は現在募集中の下半期の修練(9月修練)に復帰せず、他の進路を摸索中だ。17日基準で全体修練病院の専攻医1万3531人のうち辞職処理された人員(任用放棄含む)は7648人。政府は9月の修練に復帰できるよう募集人員を増やし、特例も適用することにしたが、専攻医の大部分は戻ろうとしない。復帰の考えがない専攻医は主に皮膚・美容関連の医院や療養型病院へ向かっている。普通、専攻医修練(インターン1年、レジデント3-4年)を終えた後に専門医資格を取得するが、修練を途中で放棄した専攻医が選択できる「一般医」の席が主にこれら病院・医院にあるからだ。
しかし限られた雇用に求職者が集中し、競争は激しくなっている。ソウルのある修練病院を辞職した専攻医Aは「私は早くに辞職処理されて皮膚科に就職することができたが、面接するたびに『履歴書が予想以上に多く受けた』という話を聞いて焦りを感じた」とし「二度と修練病院に戻る考えはないと表明してこそ面接に合格する雰囲気」と伝えた。