米国のカマラ・ハリス副大統領 [写真 カマラ・ハリス フェースブック]
この日、ロイター通信がイプソス(Ipsos)と共同で22日~23日1018人の有権者を対象に調査を実施して発表した世論調査で、ハリス氏は44%の支持を獲得して42%にとどまったトランプ氏をリードした。2人の格差2%ポイントは誤差範囲(±3%ポイント)に含まれるため、統計的にはどちらが優勢だとは言えない。ただし、前日45%対47%でトランプ氏を僅差で追いかけているというモーニングコンサルトの調査結果まで参考にすると、辞退直前にバイデン氏がトランプ氏に平均6%ポイント以上遅れをとっていた状況がハリス氏の登場で少なくともほぼ対等な「原点」に戻ってきた可能性がある。
特に第3候補まで含んだ仮想対決でハリス氏が42%、トランプ氏38%、無所属のロバート・ケネディ・ジュニア氏が8%を記録したが、ロイターは「2人の格差は誤差範囲外」と明らかにした。