資料写真(写真は記事の特定内容と関係ありません)[Pixabay]
23日、江原道グローバル本部によると、先月末に開場した東海岸海水浴場で発生した「クラゲに刺される事故」は、同日現在まで196件となった。
特に、19日から23日までの4日間に発生した事故だけで185件に達する。
避暑シーズンを控えてクラゲに刺される事故が急増すると、江原道東海岸の自治体は避暑客の安全確保に神経を尖らせている。特に、高城郡(コソングン)はクラゲに刺される事故を事前に遮断するために、20~21日に海水浴客の入水を統制したりもした。
東海岸で出没して避暑客に被害を与えているクラゲは「エチゼンクラゲ」だ。1~2メートルの大きさのエチゼンクラゲは中国沿岸で発生し、海流の流れによって韓国に流入するクラゲで、クラゲの中でも毒性が強いと知られている。東海岸だけでなく、全羅南道(チョルラナムド)の海域でも猛威を振るっている。
エチゼンクラゲに刺されると、肌が膨らみ、まるでやけどをしたような痛みを誘発する。
クラゲを発見すれば、水遊びをやめて直ちに避けなければならず、刺された時には周りの安全要員に知らせて迅速に応急処置を受ける必要がある。自治体はクラゲを発見する際、積極的な除去及び注意アナウンス、水遊びの入水統制措置で安全事故を予防する必要がある。
クラゲに刺される事故を予防するため、束草(ソクチョ)や三陟(サムチョク)などの自治体は、主要海水浴場に網を設置し、江陵市(カンヌンシ)の場合、海上に船を浮かべてクラゲを捕獲する方針だ。
海洋水産部は23日午後2時からエチゼンクラゲ注意特報を発令した。
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