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「8年ぶり五輪復帰」北朝鮮選手団パリ到着…007作戦さながらに選手村へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
8年ぶりにオリンピック(五輪)舞台に復帰する北朝鮮選手団がフランス・パリ入りをした。

20日(日本時間)に平壌(ピョンヤン)順安(スナン)国際空港を出発した北朝鮮選手団は中国北京を経て21日午後にパリ=シャルル・ド・ゴール空港に到着した。空港に姿を現した北朝鮮選手団の規模は支援人材を含めて総勢21人だった。

開幕を5日後に控えた21日(現地時間)、パリ組織委員会の公式情報サイト「マイインフォ」によると、北朝鮮は強豪種目であるレスリング(5人)、水泳ダイビング(3人)、卓球(3人)、ボクシング(2人)と体操・陸上・柔道(以上1人)に達する7種目に16人を出場選手として登録した。だが、選手団規模に対しては北朝鮮もパリ組織委員会も公開しなかった。


北朝鮮選手団は諜報作戦を彷彿(ほうふつ)とさせるほどの迅速な移動で選手村に離れた。韓国取材陣との接触はなかった。北朝鮮は新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)が流行した2021年に開かれた2020東京大会には新型コロナウイルスの自国流入を防いで選手を保護するとして選手を派遣しなかった。国際オリンピック委員会(IOC)は「各国国家五輪委員会(NOC)が選手を派遣して五輪に参加する義務がある」と規定した五輪憲章を北朝鮮が破ったとして2021年9月北朝鮮のNOC資格を2022年末まで停止した。これに伴い、北朝鮮は2022北京冬季五輪に出場できなかった。

IOCの懲戒が解除されてNOCの地位を取り戻した北朝鮮は昨年杭州アジア競技大会に出場して2018ジャカルタ・パレンバン大会以降、5年ぶりにアジア競技大会の舞台に立った。五輪舞台には2016年リオデジャネイロ大会以来8年ぶりに復帰する。



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