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<パリ五輪>韓国選手団本団がパリ入り…事前キャンプで最後の追い込み

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

フェンシング韓国代表で旗手を務めるク・ボンギル(右)を筆頭にパリ入りする韓国選手団本団。[写真 五輪写真共同取材団]

パリ五輪に参加する韓国選手団本団が決戦の地フランスのパリに入った。

大韓体育会本部役員18人と、本団の旗手に選ばれたフェンシング男子サーブル代表チーム最年長のク・ボンギルをはじめとするフェンシング代表チーム20人、卓球代表チーム10人が含まれた選手団48人の本団は20日午後にパリのドゴール空港に到着した。パリ五輪は26日にパリのセーヌ川で開会式が開かれ8月11日まで続く。

本団は20日午前に仁川(インチョン)国際空港を出発し、14時間以上のフライトの末にこの日到着した。長い移動時間のため選手らはやや疲れた様子だった。今回の五輪に韓国は21種目に選手143人、競技役員90人、本部役員27人の260人の選手団が参加する。団体球技種目の不振などの余波で1976年のモントリオール五輪から48年ぶりとなる小規模の選手団だ。


韓国は金メダル5個以上を獲得し総合順位15位以内に入ることが目標だ。大韓体育会のイ・ギフン会長は「パリに到着し緊張が感じられる。韓国選手らと指導者、スタッフはこれまで徹底的に準備してきたが、しっかり実現して良い成果を出し国民に喜びを与えなければならないため責任感も大きい。初期に目標にしたものよりも良い成果が出せるよう最善を尽くしたい」と話した。

韓国選手団の多くは2012年のロンドン大会から12年ぶりに用意された夏季五輪事前キャンプの「チームコリア・パリ・プラットフォーム」で最後のトレーニング中だ。パリ近隣フォンテーヌブローにあるフランス国立防衛スポーツセンター設けられたチームコリア・パリ・プラットフォームではすでにバドミントンと水泳の代表チームら130人がトレーニングをしている。この日到着したフェンシング代表チームも合流する。卓球代表チームは選手村に入り現地適応に入る。

パリは昼の気温が30度を超えるなど韓国に劣らず蒸し暑い。午後10時に日が沈む白夜のため昼の暑さに劣らず夕方も暑さが続く。暑さは選手のコンディションにも少なくない影響を及ぼすものとみられる。チョン・ガンソン選手団長は「暑さに備えて文化体育観光部でエアークーラーを90個ほど用意した。小さな差で結果が変わることもあるだけに、選手らが完璧なコンディションを作れるよう投入できるものがあるならば準備する。時差適応と献立なども積極的に支援するだろう」と明らかにした。



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