ドバイの資料写真[Pixabay]
この日、BBCによると、シェイカ・マーラ・ビン・モハメド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム王女(30、以下シェイカ・マーラ王女)はインスタグラムに「親愛なる夫へ」という言葉で始まる短い文章を投稿した。
シェイカ王女は「あなたが他の人たちと時間を過ごすのに忙しいので、ここで私たちの離婚を宣言する」として「私はあなたと離婚する。離婚する。そして離婚する」と3回繰り返した。同時に「お元気で。あなたの元妻より」と書いた。
イスラム圏では、夫が妻に離婚を3回言えば、離婚が成立する慣行があるという。しかし、これは法的には認められない。
BBCは「王女の夫であるシェイカ・マナ氏や、父親でドバイ統治者であるムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム氏は離婚宣言に対して特別な反応を示していない」と伝えた。
シェイカ王女のインスタグラムのアカウントでは夫の写真が全て削除され、夫のアカウントでも王女の写真が削除されている。
シェイカ王女は昨年4月に結婚し、2カ月前に長男を産んだ。当時、この夫妻の豪華な結婚式の写真がSNSを通じて共有され、話題になったりもした。
異例の離婚宣言に一部では王女のアカウントがハッキングされたと推測した。
一方、ドバイ政府とロンドン駐在UAE大使館は、シェイカ王女の離婚宣言に関する質問には答えなかったとBBCは伝えた。
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