10日にフランスのパリで開催された「ギャラクシーアンパック2024」でサムスン電子MX事業部長の盧泰文社長がAI機能を搭載した「ギャラクシーZフォールド6」と「ギャラクシーZフリップ6」を公開した。[写真 サムスン電子]
オープンAIのチャットGPTなど大規模言語モデル(LLM)が開いたAI革命は逆説的に再び「ハードウエアの時代」を呼び起こした。AIを訓練・推論するコンピューティングインフラ、AIを消費者に提供するスマートフォンやPCなどエッジデバイスのいずれもハードウエアだ。最高性能のLLMを保有するオープンAIやグーグルよりエヌビディアが先にAIで莫大な収益を出す背景だ。いままさに開かれたばかりのAIサービス市場でも、スマートフォンで使用性、電力、費用が最適化されたAIキラーサービスをだれが出すかがカギだ。
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