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市内をパトロールしていた軍人が襲われる…五輪を10日後に控えたパリで騒然

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

パリの資料写真[Pixabay]

五輪開幕を約10日後に控えたフランス・パリ市内のある駅でパトロール中の軍人が、不審者が振り回した刃物に刺されて負傷したと、15日(現地時間)ロイター通信などが伝えた。フランスのジェラルド・ダルマナン内務大臣はこの日、自身のX(旧ツイッター)に「不審者は逮捕され、刺された軍人の負傷は生命に支障がない水準」と明らかにした。

攻撃された軍人は軍の大都市テロ警戒兵力である「サンティネル」作戦チーム所属であり、加害者の犯行動機はまだ明らかになっていない。

パリでは2月にも都心の鉄道駅で通り魔事件が発生し、市民3人が負傷した。昨年12月にはエッフェル塔近くでドイツ人観光客が刃物による襲撃で死亡した。


今回の事件は特にフランス政府が五輪開幕を控え、大会参加者や観衆、パリ市民などの安全を最優先課題にしている状況で発生した。

これを受け、フランス当局は、26日のパリオリンピック(五輪)開幕を控え、最高水準の警戒警報態勢を維持し、治安に格別に気を使うという立場だ。フランス当局は、セキュリティ態勢を最高レベルに引き上げ、神経を尖らせている。

フランス当局は五輪期間中、セキュリティのために該当作戦チームに兵力3000人余りを追加配置し、パリ市内の地下鉄駅や宗教施設、学校などの危険地域のパトロールを強化した。

同時に、五輪期間中に当局はパリ全域に警察など3万~4万5000人余りのセキュリティ人材を動員する計画だ。



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