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北朝鮮、東海線に続いて京義線鉄道も撤去の動き…韓国軍当局が捕捉

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

戦線地域で大規模な兵力で作業中の北朝鮮軍 [写真 合同参謀本部]

南北をつなぐ鉄道の断絶に入った北朝鮮が京義線(キョンウィソン)鉄道も撤去している状況を韓国軍当局が捕捉した。

韓国国防部によると、先月末から北朝鮮が開城(ケソン)駅と軍事境界線(MDL)をつなぐ京義線の北側区間で鉄道の枕木とレールを撤去する作業を始める姿が識別された。

これに先立ち北朝鮮は5月からMDLで金剛山(クムガンサン)側につながる東海線(トンヘソン)鉄道の北側区間で撤去作業をした。


北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は1月の最高人民会議での施政演説で「境界地域のすべての南北連係条件を徹底的に分離させるための段階別措置を厳格に実施するべき」と指示した。

その後、南北をつなぐ京義線、東海線の陸路道路に地雷を埋設して街灯を撤去するなどの動向が捕捉され、今回は鉄道を除去する姿も確認された。

北朝鮮軍はそれだけでなく非武装地帯(DMZ)一帯の一部の地域で対戦車障壁と推定される構造物を構築したり、警戒能力補強のための不毛地を作るなど複数の作業を継続している。

軍は北朝鮮の投入兵力が一日平均12時間以上働きながら徹夜作業まで進行中であり、こうした作業が今後DMZ全域に拡大するかどうかは今後を眺める必要があると分析した。



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