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ロシア、NATO会議の前日に大規模空襲…小児病院も爆撃

ⓒ 中央日報日本語版

プーチン大統領

ロシアが米国ワシントンDCで開幕する北大西洋条約機構(NATO)首脳会談を翌日に控えてウクライナ5都市に爆撃を加えた。子どもを含めて少なくとも38人が死亡した。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)やロイターなど外信によると、ロシアは8日(現地時間)、ウクライナに対して38発のミサイルを投下した。首都キーウをはじめ、クリビリフ、スラビャンスク、クラマトル、ドニエプル、ポクロウシクなどウクライナの主要都市が攻撃を受けた。

特に首都キーウに被害が集中した。ウクライナ最大の小児病院オフマディトにミサイルが落ちて医師1人を含む成人2人が亡くなり、子ども7人を含む16人がけがをした。当時病院には約600人以上の子どもが治療を受けていたという。


小児病院が攻撃を受ける映像を見たオスロ大学のファビアン・ホフマン博士研究員はNYTに「この武器はロシアのKh-101巡航ミサイル」としながら「軌跡をみると、ロシアが意図的に病院を照準を合わせて発射前にプログラミングしたと考えられる」と説明した。ロシアは軍事施設を狙った攻撃だったとしながら民間被害を出す意図はなかったと主張した。

ポーランドを訪問中のウクライナのゼレンスキー大統領は「我々はロシアに報復するだろう。問題はパートナーがそのようにできるかどうかだ」と明らかにした。米国や欧州などに断固とした対応を求めたものと分析される。



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