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「世界に広がる恐れ」骨が砕ける熱病にパリ五輪ピンチ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
24日に開幕するパリ五輪が場合によってはデング熱が世界的に拡散する温床になりかねないとの懸念が出ている。蚊を媒介に感染が広がるウイルス性疾患であるデング熱はワクチンや治療剤がなく、重症になった場合には致死率が20%に達する致命的な疾病だ。パリ当局は「蚊との戦争」に総力を挙げる一方、選手と訪問客に注意を促している。

フランス公衆衛生局によると、1~4月にフランス全域でデング熱発病件数が2166件で、前年同期の131件から16倍を超えた。過去最多発病率で、専門家らは「前例のない状況」と口をそろえている。

7月24日から8月11日までのパリ五輪と8月28日から9月8日までのパラリンピック期間中に世界から1600万人以上がパリを訪問すると予想され、五輪がデング熱拡散の起爆剤になる可能性が大きいという懸念が出てきた。


◇フランス北部ノルマンディまでデング熱続出

フランス本土のデング熱発病事例は2004年に初めて報告された。欧州疾病予防管理センターによると、フランス本土で見つかるデング熱は、カリブ海の仏領アンティル(グアドループ、マルティニーク)、南アフリカの仏領ギアナを旅行して帰ってきた人を中心に広がった。現在フランス96州のうち78州に広がっている。

パリを含む首都圏、北西部ノルマンディ地域もデング熱を媒介するネッタイシマカの生息地になったと専門家らは伝えた。英日刊テレグラフは「ネッタイシマカは一度定着すれば事実上撲滅するのは不可能だが、現在フランス北部まで完全に適応した状態」と説明した。

デング熱は蚊に刺されてから3~14日間の潜伏期を経て、発熱、発疹、頭痛、筋肉痛、関節痛、食欲不振など、多様な症状で発現する。1度目の感染時は無症状の場合もあるが、2度目の感染時は体内出血、血圧低下、臓器損傷などで高熱と悪寒、嘔吐などに苦しめられることになる。激しい高熱と痛みのために「骨が砕ける熱病」とも呼ばれる。

オーストラリアの非営利メディア、ザ・カンバセーションは、ネッタイシマカが生息するフランスで行われるパリ五輪がデング熱を拡散させるスーパースプレッダーになるあらゆる条件を備えたと指摘した。また、五輪期間中にパリを訪問する選手、ボランティアメンバー、観光客のうち一部はすでにデング熱が広まっている国の出身で、1度目の感染後に無症状の状態で入国する可能性が大きいとみた。そのためパリに生息するネッタイシマカが、彼らが保有するウイルスを他の国からの訪問者に広げることになり、1度感染した彼らが本国に戻ってその国にデング熱を持ち込むことになる恐れがあると説明した。

デング熱は選手らの競技力にも致命的だ。昆虫学者であり蚊媒介疾病専門家であるディディエル・フォンテニール氏は「五輪が開催される都市、宿舎と競技場が位置する選手村は完全な蚊撲滅状態が維持されなければならない」と五輪専門メディアのインサイドドゲームスに強調した。

◇保健当局「蚊のない行事」に総力

フランス保健当局は今回の五輪を「蚊のない行事」にするとしてあらゆる人材と資源を総動員した状態だ。五輪期間中にヨット競技が開かれるマルセイユマリーナを含め都市のあちこちに数千個の蚊を捕獲するトラップを設置した。

また、家庭やホテル、学校を1軒ずつ訪問し、水たまりを埋め、植木鉢の受け皿に水がたまらないよう促している。ネッタイシマカの卵は瓶のふたに貯まったわずかな水でも生き残ってふ化するためだ。ネッタイシマカを発見したら報告するウェブサイトも構築した。

当局はパリ訪問客自らが蚊に刺されないように予防し徹底して備えることを呼び掛けている。人が多いところでは肌を覆うゆったりとした服を着て、随時防虫スプレーを噴霧する一方、宿舎には蚊帳を設置して蚊に刺されないよう案内している。



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