シュートする韓国のエース、イ・ジョンヒョン [写真 日本バスケットボール協会]
今回の勝利は安監督の指導力と用兵術が光った。安監督は1月に韓国代表チームの新しい指揮官として13年ぶりに現場指導者に復帰した。心配は多かった。現在、バスケット男子代表は最悪の沈滞期を迎えていたからだ。昨年9月の杭州アジア競技大会では控え選手が中心の中国・日本に敗れ、過去最悪の7位に終わった。今年はパリ五輪出場権を逃した。安監督は「私は若くないが『若いバスケット』をすると自負している。最近のトレンドは速いバスケットだが、攻守転換の速度をさらに高める」と宣言し、果敢な世代交代を断行した。「選手を見る目」が卓越して適材適所に起用する能力が優れているという評価を受けてきた安監督は、まず20代前半の若い選手を抜てきして核心の役割を任せた。
この記事を読んで…