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韓米外相が電話会談…「朝ロ条約、安保・平和に対する重大な脅威」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓米外交長官は20日(現地時間)、北朝鮮とロシアの「包括的戦略パートナー関係に関する条約」に伴う軍事・経済協力について「韓米両国の安全保障と地域内の平和・安定を深刻に脅かす」としてこれを糾弾した。

韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官はこの日、米国のブリンケン国務長官との電話会談で「北朝鮮の軍事力増強に直・間接的に手を貸すことになるいかなる協力も明白な国連安保理決議違反」としながら、韓米両国が国際社会の断固とした対応を主導していくために緊密に協調していくことを確認したと述べた。また、北朝鮮に対する独自制裁およびロシアに対する輸出統制品目の新規指定など韓国政府が発表した対応措置も説明した。

この日の会談は趙長官が出張中の米国ニューヨーク現地で行われた。趙長官は19日にニューヨークで開催された国連安全保障理事会に出席するために出国した。


ブリンケン長官はこの日の会談で「韓国側が安保脅威に対応して講じている正当な措置を積極的に支持する」とし「強固な韓米同盟を基づき、そのいかなる脅威にも共に断固として対応していく」と約束した。続いて「米国も韓半島(朝鮮半島)をはじめとする国際平和・安定に対する朝ロの脅威に対応するためにさまざまな方案を積極的に検討していく」と明らかにした。

これに先立ち、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とロシアのプーチン大統領は19日の首脳会談で「包括的戦略パートナー関係に関する条約」を結んだ。この条約には「双方のうちどちらか一方が個別的な国、または複数の国から武力侵攻を受けて戦争状態に処することになった場合、両国法に準じて直ちに自国が保有しているすべての手段で軍事的およびその他援助を提供する」という内容が含まれている。

両国外交指令塔は、この日関連動向を引き続き鋭意注視する一方、北朝鮮による韓国への挑発と緊張のエスカレーション行為に対して強固な韓米同盟を基に隙間のない共助を維持することにした。また、北朝鮮の核・ミサイル脅威を無力化させるための韓米同盟の拡大抑止力と韓米日安保協力をより強化するために努力していくことも確認した。



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