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前回は先に到着して待ったが…0時過ぎて北朝鮮に到着したプーチン大統領

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

プーチン大統領

ロシアのプーチン大統領が19日、平壌(ピョンヤン)に到着した。民間航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、プーチン大統領を乗せた専用機は18日を過ぎて19日午前1時14分に順安(スナン)国際空港に着陸した。「遅刻」で有名なプーチン大統領だが、最も格が高い国賓訪問で当日の24時を過ぎて到着したのは前例を探せないというのが、外交関係者らの反応だ。



プーチン大統領の専用機はその前の行先地、極東地域ヤクーツクを午後9時34分に離陸した。ロシア大統領府がテレグラムを通じて公開した映像や写真によると、プーチン大統領は情報通信(IT)展示会を訪問して市民に会うなど多様な日程を消化した。プーチン大統領が道路で人波に囲まれて握手を交わす映像も公開された。タス通信などはこうした過程で日程が全般的に遅れたと報じた。


プーチン大統領は行事や相手を問わず遅刻が多いことで悪名高い。フランシスコ教皇と3回会ったが、3回ともに1時間前後遅れた。しかし昨年11月に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がロシアを訪問した当時には先に到着して待っていた。プーチン大統領の遅刻は自身が優位にいることを見せようという意図があると評価されるが、当時は金正恩委員長に誠意を持って会おうという趣旨と理解された。

そのプーチン大統領が特に世界が注目する24年ぶりの訪朝で深夜12時を過ぎて到着したのは理解しがたいという反応が外交関係者の間で出ている。プーチン大統領が遅く到着したことで、両国が公式発表した1泊2日の訪問日程(18、19日)も1泊1日に短縮された。

単純な日程問題でなく、朝ロ間で締結される包括的戦略パートナー協定など首脳会談の議題に関連した事前協議で双方の間に隔たりがあったのではという見方もある。ロシアに有利な結果を出すためにヤクーツクから意図的に遅く出発する形で金正恩委員長を動揺させた可能性もあるということだ。



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