3日、グランドハイライホテル台北3階のエヌビディア展示ブースに入ると人のサイズのロボット2台が歓迎した。前日の台北国際コンピューター見本市での基調演説で「次世代産業革命が始まった」と宣言したフアンCEOのそばであたかもその革命の主人公が自分たちというかのようにステージを歩き回った配達・パトロールロボットだ。ひとつは台湾のPC・サーバーメーカーのウィストロンが、もう1台は韓国のロボットスタートアップのニュービリティが作った。いずれもエヌビディアの小型ロボット用チップセット「ジェットソン」が搭載された。
――エヌビディアはなぜいまロボットを語るのか。
ロボットにはまったがロボットは作らない…手を使わず金を稼ぐエヌビディア(2)