インドで、停車していた旅客列車の後尾に貨物列車が突っ込み、少なくとも１５人が死亡して約３０人が負傷した。




ロイターなど外信によると、事故は１７日インド西ベンガル州ダージリンで起きた。死傷者数はさらに増える可能性がある。死亡者には貨物列車の運転者と旅客列車の乗務員が含まれている。


鉄道当局は信号無視を事故原因と見ている。

現場では救急医療チームが救助活動を行っていて、けが人は病院に搬送されているという。

貨物列車は、トリプラ州を出発して西ベンガル州の首都コルカタに向かっていた急行列車に突っ込んだ。この衝突で旅客列車３両が脱線したことが把握された。方の車両に乗り上げて、今にも倒れそうな様子で宙に浮いた列車も大衆の目を引いている。事故当時の乗客数はすぐに確認することができなかった。

今回の列車の死傷者は当初懸念されていたよりは少ないことが分かった。インドでは昨年６月にもオディシャ（オリッサ）州で３本の列車がからむ衝突事故によって３００人が亡くなった。事故発生から１年で類似の惨事が繰り返された格好だ。

モディ首相は事故による死亡者に対して哀悼の意を表した。