ハンファオーシャン巨済事業所。[写真 ハンファオーシャン]
サムスン重工業はズヴェズダ造船所と2020年11月から船舶ブロック(船舶用鉄構造物)と資機材供給契約を結んだ。サムスン重工業が船舶ブロックなどを製作して造船所に送れば、現地で最終組み立てして建造する契約だった。ズヴェズダは手付金として8億ドルを支給したが、ロシアがウクライナに侵攻した2022年2月から西側制裁が始まり、契約に赤信号が灯った。サムスン重工業関係者は「ズヴェズダと契約維持の可否をめぐり交渉を続けてきたが、今月11日ズヴェズダ側が契約不履行を主張し、17隻に対する契約解除を通知した」として「国際訴訟につながるだけに結論まで相当な時間がかかるものと予想される」と話した。
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