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米CSIS「中国より戦艦数少ない米海軍、韓日と造船協力を」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2月にHD現代重工業蔚山(ウルサン)本社を訪問したカルロス・デル・トロ米海軍長官が鄭基宣(チョン・ギソン)HD現代副会長(デル・トロ長官の右)からHD現代重工業の特殊船ヤードと建造中の艦艇に関する説明を聞いている。米海軍の武器調達と予算の責任を負うデル・トロ長官は当時「驚いた」と言いながら韓国造船業の力量を高く評価した。 [写真 HD現代]

米国が自国より多くの艦艇を保有する中国海軍との戦いで勝つには韓国や日本など造船業が強い同盟との協力を強化するべきだという主張があった。



米戦略国際問題研究所(CSIS)は5日に公開した報告書「超国家的脅威プロジェクト」で、中国が速いペースで海軍を増強する中で米国の海軍力は弱まっているとし、「日本・韓国のような同盟が中国の数の優位を克服するのに助けになる可能性がある」と分析した。


研究陣は中国が運営する戦艦が234隻と、米海軍の219隻(軍需・支援艦艇を除いた数)より多いと明らかにした。続いて日本海上自衛隊が巡洋艦4隻、駆逐艦34隻、護衛艦10隻、ヘリコプター空母4隻を運営し、韓国海軍は巡洋艦3隻、駆逐艦6隻、護衛艦16隻、哨戒艦5隻を保有していると評価した。

ただ、米軍と同盟軍の戦力を効果的に統合するのが難しく、韓国と日本が米国と共に戦うかどうかも統制外の問題であるため、同盟との協力を強化しながら米海軍の規模も拡大する必要があると助言した。

研究陣は中国の造船能力(shipbuilding capacity)が米国の約230倍という米海軍の資料も引用した。中国が戦争で損傷した艦艇をさらに迅速に修理し、代替艦艇を迅速に建造できるとも指摘した。

米国が船舶建造力量を拡大するのは難しいが、2023年の世界船舶建造の26%と14%を占めた韓国・日本と協力すれば格差を縮小できると診断した。

米海軍は2025年に試験事業で外国の造船所に艦艇の修理を依頼する計画だ。ただ、米海軍の艦艇を外国造船所で建造するのは法的制限のために可能性が低い。

研究陣は中国海軍が規模と技術で米国を速いペースで追い上げている警告した。米海軍情報局は2020年、中国艦艇の品質が米国艦艇に近づいていると評価した。垂直発射台(VLS)数も中国が2027年に米国を上回ると予想した。現在依存している空母の効用は現代の海戦で制限的という指摘もある。

研究陣は「中国が現在の速度で艦隊を拡張して米国が造船産業を活性化しない場合、国家間戦争、特に長期間の強大国戦争で中国の勝利の可能性が高まるだろう」と警告した。



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