北朝鮮の国旗
分析内容によると、4月2、3日にボストーチヌイ港を撮影した衛星写真には、ロシア籍の貨物船「LADY R号」とみられる船舶が数多くのコンテナが積み重なる岸壁に接岸している様子があった。同月14日には同じものと推定される船舶が北朝鮮羅津(ナジン)港に寄港していたことが確認された。
船舶運航情報ウェブサイト「マリントラフィック」には同貨物船がボストーチヌイ港から羅津港に移動した当時の船舶自動識別装置情報がなく、正確な航跡は不明だと、同紙は伝えた。
米政府は2022年5月、武器の輸送に使用されているという理由で「LADY R号」を独自の制裁対象に指定し、日本政府もこの船舶を所有するロシア企業を制裁対象に追加した。
同紙は7日、北朝鮮タンカーが4月にロシアで石油を積んで自国に輸送した状況が表れたと報じた。同紙は「ウクライナ侵略が長期化し、北朝鮮とロシアが必要な物資を供与し合う相互依存が深まっている」と分析した。
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