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ロシア「米国が核兵器増やす場合われわれも対応する…対話は開かれている」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ロシア外務省のザハロワ報道官は8日、米国が核兵器配備数を増やす場合、ロシアも核ドクトリンに基づいて対応すると明らかにした。

ザハロワ報道官はこの日スプートニク通信に、ロシアのプーチン大統領がすでに7日に核ドクトリンについてのすべてを話したとして「(核ドクトリンを)修正する必要があるならば一部修正が採択されるだろう」と話した。

プーチン大統領は7日のサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)本会議で、核兵器使用条件を明示した核ドクトリンを修正する可能性を排除しないと明らかにした。


プーチン大統領が公開の席で核兵器について取り上げた日に米国でも核兵器に対する言及が出てきた。

米国家安全保障会議(NSC)で軍縮・不拡散を担当するバディ上級部長は7日、ロシア、中国、北朝鮮など敵国の核兵器軌道に変化がないならば数年後に現在配備された核兵器の数を増やさなければならない時期がくるだろうと話した。

バディ氏の発言に対してザハロワ報道官は「われわれはどこのだれとのどのような対話も中断していない。われわれに対話を促すのは意味がない。われわれは対話を断ったことはない」と強調した。

その上で「むしろ米国が交渉を拒否するだけでなく他の国も交渉を拒否するようにさせている」と主張した。

プーチン大統領は7日、いまは核兵器を使う状況ではなく、ウクライナに勝利するために核兵器を使う必要はないとしながらも、ロシアが欧州に核兵器を使う場合、米国は欧州を助けないと話した。

一部欧州諸国の敵対的な発言が増加する状況に対する質問に、プーチン大統領はロシアが欧州に報復攻撃を加えても米国が核交戦に参加するかは疑問だと指摘した。

これに対してモスクワ高等経済大学のドミトリー・ススロフ教授はタス通信に「この状況で米国がロシアを相手に世界核戦争を触発し欧州を守るために犠牲になる可能性はほとんどないということは絶対的に正しい」と評価した。



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