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米ヒューストンでワニの口から女性遺体…行方不明の通報を受けた警察が発見

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ワニの資料写真(写真は記事の特定内容と関係ありません)[Pixabay]

米国南部でワニの攻撃による人命被害が相次いでいる。



30日(現地時間)、テキサス州ヒューストン当局によると、警察は28日午前8時40分ごろ、ヒューストン南東部海岸のクリアレイクにつながった沼地で、ワニ(alligator)のあごの中に人の遺体があることを発見した。


警察は、ワニが遺体をさらに傷つけるのを防ぐために銃で射殺したと述べた。その後、警察の潜水チームが現場に出動し、遺体とワニの死体を収拾した。

警察は当日、ある女性が行方不明になったという通報を受け、その一帯を捜索中だったと説明した。

警察は犠牲者を60代の女性と推定しており、正確な身元と死因を確認するためにカウンティ法医学研究所の検視結果を待っている。

米CBS系の地元放送によると、犠牲者の夫は妻が事故前日(27日)午後7時30分ごろ、散歩に出かけたが帰ってこなかったと警察に通報した。

地元住民のアンジェラ・デラスさんは「あの下に8フィート(2.4メートル)、10フィート(3メートル)の長さのワニが住んでいる。私はワニらが日光を浴びて横になっているのが好きで、日光浴を楽しむ場所を知っている」として「だが、ここでこのようなことが起きたのは初めて聞いて少し怖い」と話した。

これに先立って、約8カ月前にはフロリダ州ラーゴで41歳の女性の遺体が13フィート(メートル)のワニのあごにかかっていることが発見された。

また、今年2月にはフロリダ州フォートピアスで85歳の女性が犬を散歩させて10フィートのワニに噛まれて死亡したこともあった。

フロリダ州に比べてテキサス州ではワニの攻撃が珍しい方だが、今月初めヒューストンの北東部にあるクリーブランドで、ある警察官が道路でワニを追い払おうとして噛まれる事故が発生するなど、住民の不安が高まっているとCBSは伝えた。



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