「高鳴る愛の嵐をください~」
今月2日午後、東京立川駅に近い大型ショッピングセンターの中央広場を埋めた100人余りの観客が日本語と韓国語が混ざった歌『Love Storm』を合唱した。3月、日本でデビューを果たした韓国グループ「K4」が日本最大の連休であるゴールデンウイーク(GW)を迎えて開いたライブイベントの現場だ。観客の手にはメンバーの写真を入れて直接製作したうちわや応援道具が握られていた。4月から各種イベントに欠かさず出席しているという50代女性ファンは「韓国アイドルグループはみんな若すぎて好きになるにはハードルが高いが、K4はある程度大人だからか気が楽だ。ひとまずメンバー全員、歌唱力に優れて毎日毎日歌を聞いていても飽きないのが魅力」と話した。
K4は日本で活動中の数多くの「K-POP」グループのうち独特の位置にある。メンバー全員30代以上、初めて「トロット(韓国演歌)韓流」を掲げて日本市場に挑戦状を叩きつけた。ボーカルコーチ出身のキム・ヒョンミン(44)、現役モデルとして活動しているオ・ジュジュ(36)、アイドルグループの活動経歴があるリュ・フィリップ(34)、ソウル大学声楽科出身のチョ・ジュン(31)はグローバルKトロットオーディション番組『ハロートロット』を通じて結成された。リーダーのキム・ヒョンミンは「各自別の場所で活動していたが、トロットに対する愛情は同じ気持ちだった。トロットの魅力を世界に知らせるという決心で活動を始めることになった」と話した。
2022年『Love Storm』で韓国デビューをした後、2023年10月には韓国人気ドラマOSTを入れたアルバム『K4YOU ~K for you~』を日本でリリースした。中島美嘉の原曲で、日本でも広く知られた『雪の華』は音楽チャンネル「USEN」リクエスト曲チャートで1位にランクインして日本人の耳を魅了した。3月には『Love Storm』の日本語バージョンと『Bye Bye Bye』という新曲で公式デビューした。アルバムリリースとともに日本に渡り、2カ月間、東京はもちろん大阪や福岡など日本各地を回って45公演を越えるライブイベントを開催した。口コミが広まり、いつのまにかすべての公演を共に回る熱心なファンが生まれた。
短時間で知名度を高めることができたのは、韓流ブームの影響が大きかった。日本では最近、韓国語のセリフを字幕なしで放映するドラマが人気を呼ぶなど、韓国文化コンテンツはもちろん、韓国語自体に対する関心まで非常に高まった状況だ。K4の歌詞にもこのようなファンのために韓国語を一部そのまま残した。ファンが韓国語をとても上手に話すので驚くというチョ・ジュンは「20年前に始まった韓流が、今も成長を続けていることが不思議で、おかげで私たちに与えられたこの機会をなんとかして掴まなければならないという使命感がある」と話した。
彼らの音楽は「アダルトK-pop」と呼ばれる。「若年層を狙った歌ではない、年齢を問わずリラックスして聞くことのできる成熟した音楽を披露したい」というメンバーの思いが反映された。デビューアルバムはトロット風が加味されたラテン音楽とロックバラードがラインナップした。幅広いジャンルを自由に消化するキム・ヒョンミンと、トロット特有ののびやかな発声が独歩的なオ・ジュジュ、バラードに特化した哀切な声の持ち主リュ・フィリップ、声楽の発声に基盤を置いたパワフルなボーカルのチョ・ジュンら4人の個性がそのまま表現された音楽だ。
6月まで日本でデビューアルバム活動を行った後、韓国に戻りはするものの、日本活動からは「正統な韓国のトロット」を公開できることを夢見ている。日本にもトロットと類似のジャンル「演歌」というものがあるが、リズミカルで爆発的な歌唱などは韓国トロットだけの魅力だ。オーディションで優勝をしたオ・ジュジュは「トロットを歌うと悲しい気持ちや苦しい気持ちが一気に消えていく解放感を感じられる」とし「いつか単独コンサートを開いてその感覚を日本のファンにも感じてもらいたい」という思いを明らかにした。
リュ・フィリップも「トロットの面白さとは何か、『興(フン)』(心が楽しい状態に湧き上がる情緒)というものは何かを日本人たちに教えてあげたいと、メンバーが心の中で強く思っている状況」としながら「『最初』のトロット韓流グループに終わらず、『レジェンド』になるその時まで一生懸命歌う」と話した。
今月2日午後、東京立川駅に近い大型ショッピングセンターの中央広場を埋めた100人余りの観客が日本語と韓国語が混ざった歌『Love Storm』を合唱した。3月、日本でデビューを果たした韓国グループ「K4」が日本最大の連休であるゴールデンウイーク(GW)を迎えて開いたライブイベントの現場だ。観客の手にはメンバーの写真を入れて直接製作したうちわや応援道具が握られていた。4月から各種イベントに欠かさず出席しているという50代女性ファンは「韓国アイドルグループはみんな若すぎて好きになるにはハードルが高いが、K4はある程度大人だからか気が楽だ。ひとまずメンバー全員、歌唱力に優れて毎日毎日歌を聞いていても飽きないのが魅力」と話した。
K4は日本で活動中の数多くの「K-POP」グループのうち独特の位置にある。メンバー全員30代以上、初めて「トロット(韓国演歌)韓流」を掲げて日本市場に挑戦状を叩きつけた。ボーカルコーチ出身のキム・ヒョンミン(44)、現役モデルとして活動しているオ・ジュジュ(36)、アイドルグループの活動経歴があるリュ・フィリップ(34)、ソウル大学声楽科出身のチョ・ジュン(31)はグローバルKトロットオーディション番組『ハロートロット』を通じて結成された。リーダーのキム・ヒョンミンは「各自別の場所で活動していたが、トロットに対する愛情は同じ気持ちだった。トロットの魅力を世界に知らせるという決心で活動を始めることになった」と話した。
2022年『Love Storm』で韓国デビューをした後、2023年10月には韓国人気ドラマOSTを入れたアルバム『K4YOU ~K for you~』を日本でリリースした。中島美嘉の原曲で、日本でも広く知られた『雪の華』は音楽チャンネル「USEN」リクエスト曲チャートで1位にランクインして日本人の耳を魅了した。3月には『Love Storm』の日本語バージョンと『Bye Bye Bye』という新曲で公式デビューした。アルバムリリースとともに日本に渡り、2カ月間、東京はもちろん大阪や福岡など日本各地を回って45公演を越えるライブイベントを開催した。口コミが広まり、いつのまにかすべての公演を共に回る熱心なファンが生まれた。
短時間で知名度を高めることができたのは、韓流ブームの影響が大きかった。日本では最近、韓国語のセリフを字幕なしで放映するドラマが人気を呼ぶなど、韓国文化コンテンツはもちろん、韓国語自体に対する関心まで非常に高まった状況だ。K4の歌詞にもこのようなファンのために韓国語を一部そのまま残した。ファンが韓国語をとても上手に話すので驚くというチョ・ジュンは「20年前に始まった韓流が、今も成長を続けていることが不思議で、おかげで私たちに与えられたこの機会をなんとかして掴まなければならないという使命感がある」と話した。
彼らの音楽は「アダルトK-pop」と呼ばれる。「若年層を狙った歌ではない、年齢を問わずリラックスして聞くことのできる成熟した音楽を披露したい」というメンバーの思いが反映された。デビューアルバムはトロット風が加味されたラテン音楽とロックバラードがラインナップした。幅広いジャンルを自由に消化するキム・ヒョンミンと、トロット特有ののびやかな発声が独歩的なオ・ジュジュ、バラードに特化した哀切な声の持ち主リュ・フィリップ、声楽の発声に基盤を置いたパワフルなボーカルのチョ・ジュンら4人の個性がそのまま表現された音楽だ。
6月まで日本でデビューアルバム活動を行った後、韓国に戻りはするものの、日本活動からは「正統な韓国のトロット」を公開できることを夢見ている。日本にもトロットと類似のジャンル「演歌」というものがあるが、リズミカルで爆発的な歌唱などは韓国トロットだけの魅力だ。オーディションで優勝をしたオ・ジュジュは「トロットを歌うと悲しい気持ちや苦しい気持ちが一気に消えていく解放感を感じられる」とし「いつか単独コンサートを開いてその感覚を日本のファンにも感じてもらいたい」という思いを明らかにした。
リュ・フィリップも「トロットの面白さとは何か、『興(フン)』(心が楽しい状態に湧き上がる情緒)というものは何かを日本人たちに教えてあげたいと、メンバーが心の中で強く思っている状況」としながら「『最初』のトロット韓流グループに終わらず、『レジェンド』になるその時まで一生懸命歌う」と話した。
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