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真夜中に市民を驚かせた英語の災難警報メール…「エアリアンが現れたかと思った」=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

28日午後11時35分ごろ発送された緊急災難メール。[写真 読者]

真夜中に北朝鮮が散布したとみられる対南ビラ推定の未詳物体が発見されたという災難メールが発送され、驚いたという市民の反応が続いた。

合同参謀本部は28日、「北朝鮮の対南ビラと推定される未詳の物体が京畿道(キョンギド)・江原道(カンウォンド)の接敵地域一帯で識別され、軍が措置を取っている」と明らかにした。

軍によると、前方地域で風船約10個が識別された。肉眼で見られる高度で飛行し、一部は落下し、残りは飛行中だ。落下した一部の風船には正確に確認することは難しいが、暗い色と臭いなどから、糞便と推定される汚物が封筒に入ってぶら下がっていたという。


風船が識別された地域の地方自治体は同日午後11時35分ごろ、市民に「北朝鮮対南ビラ推定未詳物体識別。野外活動自制および識別時に軍部隊に通報。Air raid Preliminary warning」という内容の緊急災難メールを送った。

その後、さまざまなオンラインコミュニティには、該当災難警報メールが届いたというネットユーザーの反応が殺到した。

ネットユーザーは「寝耳に『未詳物体』だけを見てエアリアンが現れたかと思った」「英語だけ見れば戦争が起きたのではないかと思った」「対北朝鮮ビラがこの時間に災難メールを送るようなことか」「災難警報メールの送信音で目が覚めた」などの反応を示した。

一方、「ビラに生化学汚染物質をつけて飛ばすケースが多い。非常状況だ」「紙が飛んでくるだけのことで大騒ぎだと言われるが、防空網に穴ができたこと」というなど懸念の声が上がる。

あるネットユーザーは「予告されたことがあったら、あらかじめハングルと英語の案内文を準備しておいて送信すればいいのに、災難メッセージの内容だけを見れば何が起きたのか分かりづらい」と指摘した。26日、北朝鮮は国内の対北朝鮮団体がドローンなどを利用して対北朝鮮ビラを散布することに対抗するとし「数多くのトイレットペーパーと汚物がまもなく韓国国境地域と縱深(重層的)地域に散布されるだろう」と脅かしたことがある。

一方、合同参謀本部は「未詳の物体を識別すれば、接触せず、近くの軍部隊または警察に通報してほしい」と呼びかけた。



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