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「47年前に父がオークションで」…ナポレオンの「重要部位」所有する米国女性

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
フランス第1帝政初代皇帝のナポレオン・ボナパルト(ナポレオン1世)の局部を所蔵している米国人女性のエピソードが伝えられた。

ニューヨーク・ポストが25日に伝えたところによると、米ニュージャージー州イングルウッドに住むエバン・ラティマーさんは、1997年に92歳で死去した父親からナポレオン1世の性器の標本を受け継いだ。

有名な泌尿器科教授だった彼女の父は1977年にパリでのオークションで激しい競争に勝ち3000ドルでこれを購入した。


彼女は「父さんはそれを買った後だれにも見せず、だれにも話さなかった。それを机の下に保管していた」と伝えた。

2008年に出版された『ナポレオンのプライベート』を書いたニューヨークの作家トニー・ペロテット氏によると、ナポレオンの主治医であるフランチェスコ・オートマルキは17人の証人の前で解剖検査を進めた。巷間に飛び交う俗説によると憤慨した医師がこの過程で長さ1.5インチの陰茎の一部を切り取ったという。

この性器はナポレオンの最後の儀式を行った司祭アンジェス・ポール・ビニャーリが所有した所蔵品のひとつで、1924年に米国の貴重書籍商人が購入して1927年にマンハッタンのフランス美術館に展示された。その後1977年にパリでオークションにかけられ、彼女の父が買ったという。

ラティマーさんこの所蔵品を世間に公開していなかったが、10年ほど前に彼女の許可を受けてこれを直接見たペロテット氏は「200年間で完全に乾燥し赤ちゃんの指のようだった」と伝えた。

死去した有名人の体の一部を保管する事例は少なくない。ガリレオ・ガリレイの指の標本はイタリアのフィレンツェ科学史博物館に保管されており、ベートーベンの耳の骨は米サンノゼ州立大学のベートーベン研究センターに保管中だ。



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