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インド戦艦、中国と領有権紛争中のフィリピンを訪問…合同訓練および人的交流

ⓒ 中央日報日本語版

南シナ海で米国軍の原子力空母カールビンソン(後方)と日本海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「かが」が合同演習を行っている。[写真 米海軍]

インドが南シナ海で中国と領有権をめぐり紛争中のフィリピンに戦艦3隻を派遣した。



ミサイルを発射できるインドの駆逐艦「デリー」、タンカー「シャクティ」、護衛艦「キルタン」がシンガポールとマレーシア、ベトナムを経てフィリピン・マニラ港に到着したと、インドメディアのザ・タイムズ・オブ・インディアが21日報じた。この日に到着したインド海軍は4日間の日程でフィリピン海軍と訓練および人的交流をする予定だ。


21日にフィリピンに到着したインド東部艦隊のラジェシ・ダンクハル司令官は「インドはフィリピンとインド太平洋地域の平和を維持するという考えで一致している」とし「両国海軍の関係は深まっていて、可能なあらゆる手段を動員して互いに支援する」と述べた。

フィリピンは2022年1月にインドと3億7500万ドル(約586億円)規模の契約を結び、超音速巡航ミサイルのブラモスシステム3基を購入した。インドは先月からこれをフィリピンに引き渡し始めた。インド政府はフィリピンだけでなくASEAN(東南アジア諸国連合)加盟国のシンガポール、マレーシア、ベトナムにも武器輸出を積極的に広報しているという。

このためインド海軍は最近、これらの国と定期的な合同軍事訓練を行うなど国防協力を強化している。昨年5月にはASEAN加盟国と南シナ海で初めて合同軍事訓練を実施した。



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