資料写真(写真は記事の特定内容と関係ありません)[Pixabay]
巨済シーワールドは20日、自社のホームページとSNSのお知らせでこのように明らかにした。
これに先立って、巨済シーワールドでは、イルカの「ジュライ」と「ノバ」が病気にかかって治療を受けていたところ、ショーに動員されたが、それぞれ2月25日と28日に死亡したことがある。
これに対して、動物保護団体などはイルカの死亡事件を捜査してほしいと先月、巨済警察署に告発状を提出し、現在捜査が進行中だ。
これを受け、巨済シーワールドは「飼育中の全体動物の健康を考慮し、生態説明会への参加の有無と時間を管理している」とし「体調が良くない時や投薬および回復期には専担獣医と飼育士の集中ケアとともに休息を取るようにしている」と説明した。
子イルカの出産が違法という主張に対しては「最近、動物園水族館法の改正で新規個体保有が禁止されたが、これを自然繁殖で誕生した子イルカにも適用するかはまだ法的検討が必要な事項」とし「法違反を懸念し、動物福祉倫理に反する堕胎および安楽死が許されてはならないと考える」と明らかにした。
また「変化した環境と強化した規制などで未来の悩みをせざるを得なくなった」として「イルカの安全や幸せ、地域社会の観光資源に対する悩みまで全て考慮し、利害当事者と十分な意見交換を通じて皆が共生する案を講じる」と強調した。
さらに「イルカの死に誰よりも傷つき、悲しむ人は毎日苦楽をともにしていた当社の全職員」とし「このような残念なことが二度と起きないよう、関係当局と問題点があるのか見直し、改善していく」と伝えた。
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