655ページ分量の回顧録で文前大統領は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との南北首脳会談および2回の朝米首脳会談を実現させた仲裁者の役割を自身の成果として自評した。しかし朝米首脳会談で核問題の談判はいかなる所得もなく終わり、結果的にこうした首脳会談は北朝鮮の核武力高度化に時間だけを与えたという批判を受けている。
金委員長は2018年3月に文前大統領が派遣した北朝鮮特使団に「非核化の意志」を表し、当時の政府は十分な立証や濾過もなくこれを米国に伝えた。回顧録で文前大統領は、同年4月の板門店(パンムンジョム)南北会談で金委員長が「核を使用する考えは全くない」と述べたと強調した。まだ金委員長の「非核化空手形」を純粋に信じているのか問いたい。
金委員長は2018年3月に文前大統領が派遣した北朝鮮特使団に「非核化の意志」を表し、当時の政府は十分な立証や濾過もなくこれを米国に伝えた。回顧録で文前大統領は、同年4月の板門店(パンムンジョム)南北会談で金委員長が「核を使用する考えは全くない」と述べたと強調した。まだ金委員長の「非核化空手形」を純粋に信じているのか問いたい。
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