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「崖に1時間しがみついていた」…中国のメーデー、人口13億人の移動で各地で事故

ⓒ 中央日報日本語版

中国の雁蕩山は絶壁登山で有名だ。[写真 微博]

中国のメーデー連休(5月1~5日)を迎え、全国的に13億6000万人が移動した。観光地の至る所では、あまりにも多くの人が殺到し、事件や事故が相次いだ。



​6日(現地時間)、中国現地メディアによると、中国浙江省の雁蕩山を訪れた観光客は、1時間も崖にしがみついていた。雁蕩山は中国10大名山の一つで、切り立ったような断崖絶壁登山体験が有名だ。


​一度に人が殺到し、登山客は前に進むことも、後ろに進むこともできない状況に置かれた。人々は1時間も崖にしがみついているしかなかった。この状況を映像で撮影して投稿したネットユーザーは「私たちはしがみついて、前後に動くこともできない」として「道には子供たちもいて、いつでも危険な状況が発生する恐れがある」と話した。

​批判が続くと、雁蕩山観光運営会社は「予約およびチケット発券システムを改善するまで入場券の販売を停止する」と謝罪した。

​峡谷の景色で有名な河南省宝泉観光地区にも人出が集中し、修羅場となった。収容可能人数を超えた観光客が訪れ、移動するバスが足りなくなり、人々は外で夜を迎えるしかなかった。​

ネットユーザーは「食べ物も飲み物もない」として「夜10時なのにバスが4時間も来ていない」と話した。子供を抱いた母親がバスを止めて「ドアを開けてほしい」と訴える場面もソーシャルメディアに投稿された。

中国交通運輸部は、今回の連休期間の移動人口は延べ人員で13億6000万人を記録したと明らかにした。1日平均2億7200万人の割合で、昨年同期より2.1%増加した。



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